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前回のKREVAの話でも少し記しておいたのだがここで,改めて学校の
部分について記しておこうかなと思う。そもそも入ったきっかけについても,
しっかりとあいまいに自分なりの理由があるのだ。
昔から音楽が好きでいつか,いわゆるミュージシャンになりたいと
思っていた。ずっと思っていたんだ。オレは今はバイトや派遣をしているけど
いつかはそういう仕事をするんだろうなと普通に思っていた。スーツを着て
仕事をするイメージがまったくというほど無かった。

では何かしたのかというと何もしなかった。
ホントにただ思っていただけだった。
口に出すことさえも無かった。口先だけのヤロウ以下のヤロウじゃん。

留学を二年半して日本に帰国した。
学生を卒業して肩書きが何も無くなった。
少し怖くなった。
不安になった。
「何をしているの?」の問いに何も答えられない。

だけど人間の環境適応能力は素晴しいもので,すぐに慣れた。
何もしてないと答えるのが平気になった。
自分のことはあまり好きじゃなくなった。
何とか外見だけでもましに見えるようにジムに行った。
成果は結構すぐに出てきた。
ただの中身の無いバカ男になった。

そんなときにある一人の男に出会う。ひょんなことだ。優しい人だった。
彼とデートをしているときにやさしく諭されたことがある。
「やすには実力がある。その才能を使わないのは勿体無い。」
「何かしたいことは無いの?何もしないとつまらないでしょ。」と。
一発でぬるま湯前回でぼけーっとしていたオレの最近の生活が見破られた。

ただいま23歳。今,比較的に自由に使える金もあってまだ若いと言われる。
こんな時期は今しかない。まさに絶好のタイミング。
ならこの時間は好きにお金を使って,本当にやってみたかったことを
してみようと思いボーカルとダンスの学校に入った。学費も決して安くないのよ。

期間は1年間。その間に運よく何か進展があればそれもよし。
もしだめだったらまじめに自分のために,この先の将来のために自分に
あった仕事を探そうと思った。
だからこの1年間,学校に通っている間は,歌とダンスに打ち込んで
みようかなと思っている。

これが非常に楽しい。と同時にこれを仕事にすることの意味も
同時に考えなくてはいけないのかなとそろそろ思う。
少なくてもただ好きっ!!というだけでは続かないみたい。それが仕事なのね。