見つめ合う瞳の数が違いすぎてる
- カテゴリ:
- 日常
生まれ変わっても きっとこのままで
いられるようにと もっと愛せるようにと
いられるようにと もっと愛せるようにと
あのコが印度から帰国し,昨晩は夜勤で一緒に仕事をしたんですよ。
印度での旅の話やなんやら,テンションや口数の程度はやや押さえ目で,でもまあまあいい感じで話に付き合ってたの。印度での話をカレはもっとしたそうだったしオレも聞きたかったんだけど,深夜とはいえ仕事だしね。
で,話は続いてカレが,3年後ぐらいには新嘉坡(Singapore)に住みたいんですよねー,と楽しそうに話をするのを聞いてそこで急に失恋感を感じてしまった。
この人とオレはいろんなモノが違いすぎるって。
好きなもの,大事なもの,ほしいもの,楽しいものや未来のこととか。
ふーん,でその話は済ませたけど,話のなかでの価値観の違いをとっても感じてしまい,諦めざるを得ないところまで到達した感情地点。
家族のこととかも話したし,将来のこととか。でも価値観とかオレにマッチするものなんてこれっぽちもなくて。半人前の癖に海外で仕事したいとか意味わからない。やりたいこともわかってないのに。オレは日本にいてもまだまだなのに。Loop and Loop。
きっと前々から,無意識に理解していた部分だったんだろうけど,改めてあのコの口から直接聞かされる決定的相違は,もちろん悪気なんかこれっぽちもないわけで,それがまたキツイんですよ。
そうしているうちに 太陽が時を刻み
足の踏み場もない 余計なものはいらない
足の踏み場もない 余計なものはいらない
っておいおい,そのコはそもそもノンケだろ,って突っ込みは無粋だ。今するな。オレだってその部分で諦めざるを得ないだろうと予想していたんだから。
じゃぁ,オレはいったい何にこんなに惚れてたんだろうって虚無感。カレのどこにこんなにTO-KI-ME-I-TEいたんだろうって。恋に恋してた幻惑っていうかんじというか。
やりきれない虚無感を引っさげて昼間ぐったり帰宅したの。
あのコがインドから送ってくれた絵葉書が今頃届いてた。
小さな事ばかりが 日常をうめつくすよ
コメント
コメント一覧 (6)
しゅん
山田詠美の小説で、既婚女性が主人公の話を思い出しました。ずっと好きで好きで、でも自分には夫がいるし、と友達の彼氏になった男性に恋焦がれるのですが、いざベッドインとなり押し倒されたとき「ベッドのスプリングの反動が大きかった」瞬間、一瞬で冷めてしまい、結局一回きりの関係になる。というものです。
ま、その彼みたいな人は結局なんにもなれず不安定な雇用を繰り返すのかも…シンガポールに住むこと自体は可能だと思う。ある程度英語ができれば、日本人にはなんとか仕事はあると聞きました。でも、その先に繋がることができるかというと微妙。まあ、現地で何かの才能を発揮したり、良き配偶者に恵まれれば展開は変わってくるのかもしれないですけどね〜
違いすぎてもうまくいかないんでしょうね。
付き合うって結構微妙なバランスの上にあるのかも。。。
うーん,価値観っていうとちょっと大げさかもしれないけど,
ただ,手が届かなさ過ぎるってのは強く感じ落胆しましたね。
あのコが万が一にGAYだとしても,一緒になれない,そんな感じです。
なんか勝手に妄想が作り上げていたあのコ像と本人があまりに違いすぎて。
アタシあのコの何を見てたんだろうって。
ベッドスプリングの話,興味深い。夢から覚めた感じというか。
相手の食事での食べ方で冷めたことはあるけど,ベッドスプリングはさすがにないわ。
そうですよね。問題は違いではなくて,どんなに異なっていても,自分と波長が合う,
というかFITするのが何よりポイントだとは思うんですが。
取っ掛かりさえあれば,徐々に合わせていくってこともできると思うんだけどなー。