30分遅刻ってクセになりつつ
日曜12時半に新宿の東南口集合だったんだけど,また30分遅れちゃった。
ダメね,いつものカマ友達との待ち合わせなんだけど,カレらとだといっつも遅れちゃうよ。多分オレが甘えてるんだろうなー。そんくらい気の置けない人たちというコトです。
この会合,そのグループの中にすこーし気になっているオトコノコがいるんだけど,彼とのマンツーデートになるはずが,オレが口を滑らせて(っていうか声が大きすぎた?)近くにいた別の友人も「オレも行くアタシも行くっ(どっちもオトコだけど)」てなってデートになり損ねた会合。
映画も,もともとはブッキー(妻夫木聡)好きつながりで「どろろ」だったはずなんだけど,気づいたら「さくらん」をみることになってました。
そのさくらんですが・・・
正直,見終わってまず一言目に出てきた感想は「けっこー長かったね」でした。オレの中ではその程度の映画だったってコトです。
映像もVIVIDであのチカチカした色彩は大好きな部類なんですが(ゲイテイストというか・・・),お話はちょっと間延びしたかなー。途中ちょっとだらけちゃった。映像美だけで2時間越えてひきつけ続けるのは無理があるんでない?
ポスターだと成宮クンが大きくアンナと一緒に写っているものもありますが,カレは実はそんなに出てこないよ。着物着るからかな,ちょっと体重増やしたかもね。ちょっと顔が丸くなってた気がする。それでも全然カッコイイけど。
オレが個人的に演技として惹きつけられたのは,やっぱ菅野美穂。彼女も前編通して出演するわけじゃないんだけど,魅力的だったー。つーか結構タイアタリ演技。
夏木マリももちろん魅力的なんだけど,今回はそんなに「おいしい」カンジじゃなかったかな。強い印象が残るんだけど,抑えた印象があります。
あ,そうそう。椎名林檎音楽。これはよかった。この映画林檎好きでもとっても楽しめるよ。彼女の歌たくさん流れるからね。
「この世の限り」がテーマソングなんですが,アラ不思議。あんなミュージカルっぽい曲なのに,不思議と和な映像とピッタリ。コレはすごいと思いました。姐さんグッジョブよ。CD欲しくなっちゃうなー。
ただ,ラストでも彼女の歌がかかるんだが(なにとは言わずにおこう,ラストだし)アレは正直ぶち壊し。林檎姐さんがシャウトしまくりINGな楽曲なんだけど,ラストとマッチしてなかった。単純に曲だけとしてはオレも好きな曲なんだけど,映像とだとちょっと引いちゃった。ソコ,ずれてない?ってカンジ。
1時間半位の短いのだったらもっと印象変わったかもね。でもあの映像美はホント好き。お着物艶やかー。蜷川実花監督は次回作に期待。つーか写真集出せばいいのに,さくらんの。つーかあるのか?